通信制高校から高認へ

高認とは
高校に進学しなかった場合や高校を中退した場合、学歴は中卒ということになります。中卒だと就職をしたくても、なかなか正社員の仕事は少ないでしょう。そのため高校に入りなおすか高認試験で合格すると、将来のいろいろな選択肢や可能性が広がってきます。高認とは高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)のことを言います。合格すると大学や短大、専門学校の受験資格が与えられます。また高等学校卒業程度の学力があると認められ、就職のときも活用できます。受験科目は国語、英語、数学、公民、地歴、理科です。例年8月と11月に行われ、試験の内容や出題範囲などは新しい学習指導要領に基づいて変更が行われています。
高校と高認の組み合わせ
通信制高校に通いながら高認も受験するという人もいます。通信制高校を卒業すれば高卒ということになって、履歴書には通信制であることを書く必要はありません。高認に合格をしても、その後学校へ進学しなければ学歴は中卒ということになります。ここが大きな違いです。高認は1度に全部を合格しなくても、通信制高校で取得した単位はそのまま活用できるので、足りない単位を補うことができます。また、経済的な支援が通信制高校でも受けられますので、予備校に通うよりは安く済みます。通信制高校で卒業を目指し、学校だけでは卒業が難しいといった場合でも高認で補えれば、大学等へ進学しなくても高卒の扱いになります。
受験科目の免除について
高校に1年以上通っていると受験科目を免除してもらえることがあります。学校で単位修得証明書を2通発行してもらいます。(1通は自分用です。)全ての必要な科目の単位を修得していても、どれか1科目以上受験する必要があります。また、高校中退した人でも、英検や数検など決められた技能試験に合格していれば免除されます。
勉強方法と高認予備校について
高認のレベルは100点満点中40点です。マークシート方式で点数によってA~Cの3段階の評価がされます。合格率は平成25年度で33%となっています。お金をかけたくない、高認に合格したいということなら独学でも大丈夫でしょう。インターネットで勉強したり公式サイトでは過去問題が公開されています。教科書を勉強していれば合格できるレベルなのですが、それなりに良い大学を目指す人にとっては実際の大学受験は難しいかもしれません。大学を目指す人は大学進学の対策をしている予備校に通うこともあります。大学受験予備校と高認予備校がセットになった学校もあります。